世界経済共同体党

TPP・環太平洋経済連携協定は不可≪1≫
 
    関税撤廃を目的としたTPP・環太平洋経済連携協定について述べる。

[1]経済協定は国単位で国対国でやるべき。国の経済状況がそれぞれに違うからである。国対国で業種・品目ごとに綿密・的確に判断してやるべきだ (それに準ずることができるなら三か国以上でも可能)。 それをTPP・環太平洋経済連携協定は10か国近くの国が1つの単位となっての一律の関税撤廃を目的としているのだから論理矛盾である。 日本の農業問題その他が露呈する。

[2]農業の基本は地産地消である。それを最大限にする努力が日本・世界の農業でなければいけない。ところが、TPPはその逆の地産地消破壊経済である。

[3]TPPの関税撤廃の方向性は農業・工業・医療・金融・資本・人・物の自由化となる。それでは国・政府が国民の命・人生・生活を守れない。 それは国がどうあるべきかを忘れて虚無化することであり、次いで世界がそうなる。 それは国・世界の退廃・破綻・破滅・滅亡となる。唯一神又吉イエスが常に言っているように、 求心力を以って国を守り・つくり、その遠心力を以って当該国は世界各国を大切にし、その世界各国が公平・平等につながるべきである。 それが唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本・世界経済共同体である。 TPP論は「国を守ってこそ世界が守れる。」という論理を知ると同時にその是か非かのやってはいけない分岐点である。

[4]TPPの関税撤廃による自由化経済は最大の弱肉強食経済であり、貧富の差が拡大する。 この観点を放置すべきでないことは当然である。

[5]TPPの関税撤廃・自由化経済の方向性は国境をなくし国・政府の機能が弱くなり企業が中心となる。 企業は経済競争の故に常時の最大限利益を目的とし、そこには国と違って監視・監督機能がない。 よって、諸々の公害が増長することとなる。

[6]人間の生活にはバランスが必要である。TPPによって日本の農業がだめになったらどうなるのか。 農業の味わい・におい・実りの景色等が消える。それは日本の片肺飛行である。日本の農業守るべし。 アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドの大規模農業に負けて日本の集約農業の品質の良い生産・実り・収穫を捨ててはいけない。 それは豊かでおいしい農生産物が食べられなくなることだ。

[7]TPPには食の安全の問題が出てくる。日本の食料自給率約40%というのは食糧不足・食料価格の高騰が論ぜられる昨今、まことに心もとない。 TPPはこの日本の食料自給率を更に低下させるものである。食の安全は先ず自らの足元を見据えるべきだ。それは当然の不可欠事である。 TPPは食の安全という日本の足元を破壊する危険なものである。 尚、TPPによって日本の農地が工業用地等に代わるとすれば、それは世界の絶対食糧生産が減ることである。 人間はたとえば車に乗らなくとも生きられるが食べずには生きられない。この逆進性がないようにしなければいけない。 人類の歴史はこの逆進性になっている。それを止めるのが唯一神又吉イエスである。

[8]日本の農業はTPPの価格競争に負けてやっていけなくなる。それを税金による国の農家補償で補うという論がある。 それは農家の精励・努力する働きを奪うものである。関税自主権による国の農業保護は当然の責務であり、そのもとで農家の働く喜びを守るべき。 TPPが異常であるということである。

[9]TPPとは以上のようなものであるのに、何故TPP論が台頭してきているのか。 現在の世界経済は拡大再生産すなわちGDP・国内総生産成長主義である。 それは金が回らなくなれば破綻・破滅する経済である。 よって、TPPの目的は加盟国に限ってではあるが現世界経済の拡大再生産、GDP・国内総生産成長主義経済の破綻・破滅を防ぐのが目的であり、 簡単に言うと目の前の世界経済の破綻・破滅を防ぐのが目的である。 しかし、1990年代からの失われた10年または20年というバブル経済後遺症によって馬脚を現した日本の飽和状態経済は、世界でも同じく起こる。 その世界の飽和状態経済は近い。そこから抜け出す道は唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本・世界経済共同体の、 唯一神又吉イエスの「公平・平等の原理・原則」による「共同の所有・生産・消費制経済」しかない。 そうであるならば、国を壊して人心を破壊し公害を増長して世界を破壊するTPPは、 FTA・自由貿易協定、ETA・経済連携協定かの業種ごとの綿密・的確な個別交渉によって妥結を見い出し、現在的世界経済の破綻・破滅を防ぐべきである。

 以上の内容から、日本はTPP不参加ではなくてTPP不要論を展開すべきである。それが日本・世界を守る。述べてきた通りである。



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