世界経済共同体党

杉並区立和田中学校の夜間塾に再び異議
 
   夜間塾が26日から始められるとのことであるが、再考を求めたい。そして中止を求めたい。

 先ず、区教育委員会・都教育委員会に判断を委ねるだけの問題ではないことを言いたい。物事の本質において判断すべき問題である。

 1月14日の党のホームページで問題提起した月謝の個人負担の問題、区教育委員会は「費用負担が困難な世帯には軽減措置を講じる。」と言っているが、問題をクリアーしていない。その措置を講じても次のような問題があるからだ。

 (1)軽減措置をしてもらった生徒が、やりずらさや違和感を感じることがあろう。周りが普通に月謝を払っているのであるから。

 (2)軽減措置に対して、そこまでの負担をかける問題なのか、かけられない。ということで、遠慮することも考えられる。

 (3)軽減措置を講じても、学校側・保護者の皆さんの「地域本部」がわざわざつくる夜間塾で、逆に不公平・不平等を感じるとしたら、それは大問題である。生徒達が個人の立場で学校外の塾へ行くことは、現在的公平・平等性に問題はないからだ。すなわち、夜間塾をわざわざ行うことは、そこまでの必要性はないということになる。そこには機会均等を旨とする教育に違和感が生ずることになる。それは方向性として、堅実・しっかりした考え方に立てなくなる。物事は、問題は少なくする・無くするのは、理の当然である。

 (4) (1)(2)(3)の問題に、生徒達またはその父兄の皆さんが、その逆の肯定の考えを持ったにしても、それは間違いである。機会均等を旨とする教育の場では、その内容として(1)(2)(3)のような例が生ずる可能性自体、あってはいけないからだ。

 従って、1月14日の党のホームページの論旨の通りの月謝負担ができなければ、和田中学校の夜間塾のような学校内での塾の授業は無理という結論になる。

 夜間塾は、狙いが学力問題のみにいってしまって、教育の土台を忘れてしまっている。それでは主客転倒となる。学校当局・地域本部・区教育委員会・都教育委員会・都知事石原慎太郎に再考・猛省を求めるものである。

 教育の一般的・最大公約数的目的は、物の見方・考え方・判断力を培わせることである。それは次の二つの方法となる。(1)直接具体的に教える・リードする。(2)国語・数学・社会・理科その他の科目を以って、物見る目・頭を明るく・明晰にし、心・精神・感受性等を豊かにして、上記の物の見方・考え方・判断力を培う準備・力とする。こうして、教育の目的である、物の見方・考え方・判断力を培うことにより、生徒達は学校生活・家庭生活等、将来の人生までもの、姿勢や態度ができてくる。その姿勢や態度は逆に学力をつける基本的力となる。しっかりしてくるからである。その姿勢や態度は、当然、生徒達の年令に応じたもので宜しいのであるが。教育の目的と学力は、このように相互作用関係にあることを認識すべきである。和田中学校の夜間塾の問題にも考えてもらいたい。そこで、生徒達の教育目的の物の見方・考え方・判断力を培わせるということからも間違いのないようにお願いして、夜間塾の中止を求めるものである。



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