又吉イエス
第十二回勉強会レポート

開催日 2006年05月20日(土)

議題
教育基本法改変問題、日本の愛国心とは何か

レジュメ

[1] 教育基本法改変(憲法改変も同じ)は、日本の右傾化への布石。すなわち、天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化への布石。日本の最大・永遠の懸念・危険は、その天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化だ。故に、教育基本法改変は絶対不可。憲法・教育基本法その他の法律は、唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本成立の時に、当然、改正を行う。その時には、日本・世界の本当の政治目的・内容の、物事・政治の唯一の真実・真理・正義の、唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本・世界経済共同体が、日本人一人びとりにわかっているからだ。故に、その時まで教育基本法改変・憲法改変はしてはならない。それまでは、唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本へ向かう政治活動で、日本を正し・守ることが正解である。
言葉の問題だが、教育基本法改変=教育基本法改悪。

[2] 弥生時代の農耕文化の中で、貧富の差が生じ、その中で富・力を持った豪族達が各地方に出、大和地方(現在の奈良県)の豪族達が大和朝廷をつくって、国内統一を進めた。3世紀末から4世紀半ば頃である。その大和朝廷のトップが大王と呼ばれた、後の天皇である。これが、天皇の発祥である。すなわち、天皇も普通の一般人と実質内容は変わらない。ただ、その後、日本の国体を保つ存在として続いて来た。近代に入って日本が国際社会に出るに及び、明治政府が富国強兵策を進める中で、大日本帝国憲法・教育勅語を発布し、また、国家神道をつくった。その状況下で、天皇中心の忠君愛国思想を国論として広めた。この天皇中心の愛国心をもって、富国強兵策の下で日清・日露・太平洋戦争等を戦い、侵略戦争をも厭わなかった。すなわち、日本の愛国心とは、富国強兵策の下での天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化を生むもの、またはそれそのものである。日本は常にそこへ逆戻りする危険性のある国である。理由は次の通り。

(1)日本は四方を海に囲まれた島国であり、その精神・考え方は国の求心力オンリーになりやすい性格がある。

(2)世界各国どこも良い所であるが、日本が四季の変化や風物等が良い物であると考えて、内向けの精神になりやすい。(良い物であると考えるなら、その恩恵をもって日本のみならず世界のために尽くすべきが真実。)

(3)第二次大戦時の三国同盟であったドイツ・イタリアにはEU諸国という切磋琢磨・物言う相手が多くあるが、日本はそういう環境にない。

(4)日清・日露戦争に勝利したことで、他国に対して優越感や差別感がある。太平洋戦争で米英の連合国側と戦い得たことで、逆に誇示感覚がある。その悲惨さが骨身にしみないから、特攻隊等に対して美化感覚がある。戦争の悲惨さが骨身にしみない年代が、日本の歴史上の戦争を日本の力と考え、逆に天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化を是認する。

(5)現在の日本の社会状況・国状が不本意だというので、天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化へ行くしかないという論。実は、それは消極論・軽薄論だ。その危険性を知るべき。日本の不本意な状況を一掃できる物事・政治の唯一の真実・真理・正義が、唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本。そこへ積極果敢に進め。

 以上の理由は、日本の国としての性格的な面、または歴史を通しての性格的な面であり、無意識の中にも、天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化へ進むことになるものである。従って、意識的明確な否定が必要だ。それは教育基本法等の法律に愛国心へ繋がる表現・規定を入れてはいけないということだ。条文は当然、前文にであってもである。自民党案の第二条5の「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛する」、民主党案の前文の「日本を愛する心を涵養し」がそれである。それは、必ず、天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化を生む愛国心を強制するものとなるからだ。そして、日本が実際に天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化へ走り出すからだ。それが、教育基本法という法律であるからだ。

[3] 愛国心とは、日本が国として進むべき本当の目的・内容を見極め、それを実現し守るために、責任ある心を燃やすことだ。日本の本当の目的・内容は、唯一神又吉イエスの世界経済共同体の最初の国、唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本である。日本の愛国心とは、そこへ向かってのものでなければいけない。その愛国心は、日本を大切にするように他国を大切にする。唯一神又吉イエスの世界経済共同体日本・世界経済共同体の土台の言葉「自分を大切にするように他人を大切にする。」「他人からしてもらいたいことは他人にも同じようにする。」=「他人からしてもらいたくないことは他人にも同じようにしない。」は、国と国の関係においても同様であるからだ。

[4] 自民党案第十六条1の「教育は、不当な支配に服することなく」の文言と、「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり」の文言は全く矛盾。同案の第二条5の問題の文言「我が国と郷土を愛する」が愛国心の強制となり、天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化により、教育を不当支配するものとなるからだ。なんという厚かましさか、自民党。党名を厚顔党か無責任党に変更すべきだ。国旗・国家制定法による教育現場への強制・処罰・弾圧も同様だ。そういうことで、この項が教育を破壊する教育基本法の元になる。物事ははっきり言うばかりが能ではない、はっきり条文化するばかりが能ではない。物事には裏表・ニュアンス・層があるからだ。自民党には、それを満たす能がないのか。

[5] 自民党案の前文に「公共の精神を尊び」とあるが、公共の精神の基本・神髄は唯一神又吉イエスの公平・平等の原理・原則による共同の所有・生産・消費制経済にしかない。それなくして、「公共の精神を尊び」と法律に文言化すれば、日本では、述べている愛国心を通しての天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化にしか行き着かない。自民党はそれを狙っている。自民党は日本を壊すつもりか。

[6] 自民党案第二条の5に「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」とある。小泉純一郎の靖国参拝は、全くこの趣旨に反する。靖国参拝の事実は、中国・韓国等の顔・心を踏みにじり、世界への背信行為であるからだ。事実から離れるなら、物は何とでも言えるものだ。嘘というものだ。何ということか、自民党そして嘘つき小泉。小泉には、既に引導を渡してある。さっさと実行しろ。

[7] 述べてきたことは全て、教育基本法の改変が日本の右傾化、すなわち、天皇中心の国粋主義・軍国主義・軍事大国化を目的としているということだ。意識的に、または無意識のうちに、あるいは暗黙・隠匿の了解のうちにである。故に、教育基本法改変は絶対不可(憲法改変問題も同じ)。改変しないでどうするかは〔1〕で述べている。

尚、民主党案はレジュメ作成時点で前文の一部しか入手できていない。



これからもより良い勉強会を開催するので今回参加された方もまた、そして新たに興味を持たれた方、ぜひご参加ください。