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※共産党宣言からの抜粋 |
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共産主義者の理論的命題は、決してあれこれの世界改良家によって発明され、発見された思想や原理にもとづくものではない。
それは単に、現存する階級闘争の、すなわちわれわれの眼前で起こっている歴史的運動の実際的諸関係を一般的に表現したものであるにすぎない。従来の所有関係の廃棄は、共産主義独特の特別なものではない。
すべての所有関係は、たえざる歴史的交代、たえざる歴史的変化をうけてきた。
たとえばフランス革命は、ブルジョア的所有のために封建的所有を廃棄した。
共産主義の特徴をなすものは、所有一般の廃棄ではなく、ブルジョア的所有の廃棄である。
ところで近代のブルジョア的私有財産は、階級対立にもとづく、すなわち一方による他方の搾取にもとづく生産物の生産ならびに取得の、最後の、もっとも完全な表現である。
この意味において共産主義者は、その理論を、私有財産の廃止という一つの言葉に要約することができる。 |
| [2] |
われわれのあくまでも廃止しようと欲するものは、ただ、労働者は資本を増殖するためにのみ生活し、そして支配階級の利益が必要としなければ生活することができないという、そんなみじめな取得の性格である。 |
| [3] |
私有財産の廃止とともに、すべての活動がやみ、一般的怠惰がはびこるであろう、という異論がある。
この考えにしたがえば、ブルジョア社会は、怠惰のためにとうの昔に破滅していたにちがいない。なぜなら、この社会では、働くものは儲けない、儲けるものは働かない、からである。こういう疑念はすべて、資本がなくなれば賃金労働もまたなくなる、という自明のことを他の言葉で言い直しただけである。 |
| [4] |
共産主義者は、これまでのいっさいの社会秩序を強力的に転覆することによってのみ自己の目的が達成されることを公然と宣言する。支配階級よ、共産主義革命のまえにおののくがいい。プロレタリアは、革命においてくさりのほか失うべきものをもたない。かれらが獲得するものは世界である。
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